TIDALの音楽をダウンロードする方法!日本で使うには?MP3で音源保存
要約: TIDALは2025年現在日本で利用することはできません。VPNを使ってアカウントを作成することは可能ですが、課金のタイミングとなるとクレジットカードのエラーが生じることが多いようです。TIDALの有料プランにはダウンロード機能がありますが、再生環境の制限があります。TIDALの曲をWAVやFLACでダウンロードしたい場合は、MusicFab TIDAL 変換ソフトを使いましょう。
TIDALは、2014年にノルウェーでスタートした音楽ストリーミングサービスです。ロスレスのオーディオ体験とHiFi音質が楽しめるサービスとして、世界60ヶ国で人気を集めています。そんなTIDALにはダウンロード機能があり、アプリで簡単に楽曲のオフライン再生ができます。
本記事ではTIDALの音楽をダウンロードする方法や日本での導入状況などを分かりやすくまとめました。
【2025年最新情報】TIDALは日本で使える?
結論からお伝えすると、TIDALを日本で利用することはできません。ただし、筆者が試したところ、VPNを使えばアカウントの作成は可能です。一度アカウントを作成すれば、アカウントでログインし、Freeプランの会員として160kbpsの音源で各曲30秒ずつ聴くことができます。
しかし、有料プランにアップグレードすることはできません。VPNを使って国を指定し、クレジットカード情報を入力しても決済でエラーになります。アルゼンチンといった最安値でTIDALが利用できる国に設定した場合は、支払い情報の登録もできないようです。

- ちなみにTIDALアプリは日本のApp StoreやGoogle Play Storeでは配布されていないため、日本国内でダウンロードすることはできません。
【公式】TIDALのダウンロード方法
TIDALではアプリ版のみダウンロード機能を提供しています。下記はスマホアプリでのダウンロード手順です。
(TIDAL公式YouTubeチャンネルより)
おすすめ!TIDALをWAVやFLACとしてダウンロードする方法
TIDALのアプリでダウンロードしたコンテンツにはコピーガードが掛けられているため、TIDAL以外のアプリケーションでオフライン再生をすることができません。
SDカードやUSBに移したり、DJソフトに読み込んだり、カーオーディオで再生したり、TIDALと互換性のないスマートスピーカーでオフラインしたりしたい方は、サードパーティ製ソフトを使ってTIDALをWAVやFLACとしてダウンロードする必要があります。
今回は、TIDALのコピーガードに対応した最強ソフト「MusicFab TIDAL 変換ソフト」を紹介します。

MusicFab TIDAL 変換ソフトとは?
MusicFab TIDAL 変換ソフトは、TIDALの音楽をオリジナル品質のままダウンロードし、WAVやFLAC、MP3、AACなどの形式に変換できるソフトです。WindowsでもMacでも使うことができ、1曲数秒でダウンロードが行えます。
ソフトにはブラウザが内蔵されていますので、初心者の方でも迷わず操作ができるでしょう。1曲ダウンロードするのに数秒しかかからず、プレイリストやアルバムもまとめてダウンロードできるため、複数の音楽をダウンロードしたい方にもおすすめです。
本ソフトではダウンロードしたTIDALの音楽をM4A、WAV、MP3、OPUS、FLACに変換できます。歌詞やID3タグも一緒に保存できますので、ダウンロード後にオリジナルのメディアライブラリを構築する際にも役立つでしょう。
また、MusicFab TIDAL 変換ソフトはTIDALの無料プランでも使用することができます。TIDAL無料プランでは音声広告が入ることがありますが、MusicFabを使ってダウンロードをすれば、広告をカットしてダウンロードが行えます!
MusicFab TIDAL 変換ソフトの使い方
TIDALの音楽をダウンロードできるソフト

- ここでは、TIDALに対応しているダウンロードソフトを紹介します。
Tidabie Tidal Music Converter
Tidabie Tidal Music Converterは、TIDALの音楽をMP3やAAC、WAV、FLACなどに変換できるソフトです。プレイリストを一括でキューに入れることができ、スピーディーに変換が行えます。URLの解析も高速で、ソフトの動作も軽快です。
デメリットは、録音して変換するソフトなので音質の劣化が起きるところです。音質もビットレートの選択はできず、High / Low / Maxしか選択できません。TIDALはロスレスのオーディオ体験が売りのサービスなので、音質に関しては物足りない可能性があります。
TunesMake Tidal Music Converter
TunesMake Tidal Music Converterは、TIDALのトラックやプレイリストをMP3やAAC、FLACなどに変換できるツールです。Windows版だけでなくMac版もリリースされており、22倍速の高速でダウンロードが行えます。
一方、体験版の場合は30秒までしかダウンロードができません。ダウンロードページでは形式や品質の設定ができないため、事前に設定ページから登録する必要がある点もデメリットです。
TunePat Tidal Media Downliader
TunePat Tidal Media Downliaderは、URL取得型のTIDALダウンローダーです。オーディオ編集機能やID3タグの編集機能も搭載されており、月額1,980円という比較的リーズナブルな価格も魅力です。
ただし、本ソフトはURLの解析エラーが頻繁に起こります。TIDALのリンクをコピーするとソフトの方でもリンクが自動検出されますが、解析に失敗すると表示されてしまいます。
TIDALがダウンロードできるサードパーティ製アプリはある?
筆者が調査したところ、TIDALをダウンロードできるサードパーティ製ソフトは見つかりませんでした。海外でも一定の需要はあるようですが、コピーガードの関係でダウンロードがブロックされてしまうようです。
TIDALの音楽をスマホにFLACやWAVとして保存したい場合は、MusicFabのようなサードパーティ製ソフトを使ってダウンロードし、ダウンロードしたファイルを転送するようにしましょう。
TIDALのダウンロードに関するよくある質問
TIDALはオフライン再生できますか?
TIDALの有料サブスクリプションに加入している場合は、公式のダウンロード機能を使って曲をダウンロードし、オフライン再生することができます。TIDALでは1曲単位でもプレイリスト単位でもダウンロードが行えますが、ダウンロードされたファイルにはすべてコピーガードが掛けられています。
外部デバイスに移したり、動画編集ソフトに読み込んだり、アラームや着信音に設定したりしたい場合は、MusicFab TIDAL 変換ソフトを使いましょう。
TIDALの音質はどれくらいですか?
TIDALではハイレゾ音質(9216 kbps / 24-bit / 192 kHz / HiRes / FLAC形式)で音楽を楽しむことができます。以前はMQA形式の音源も提供していましたが、現在はHiRes FLACに注力しています。ただし、ハイレゾ音質を楽しむには、対応するDACや高品質なオーディオ機器が必要になります。
ATIDALの日本での料金はどれくらいですか?
TIDALはまだ日本でのサービスを開始していないため、正確な料金は分かりませんが、TIDALがもし日本でリリースされるとしたら、月額料金は1200円〜1500円程度になる可能性が高いと思われます。ちなみにApple Musicは1080円、Spotify Premiumは980円なので、もし1200円〜1500円程度になるとすると、若干割高なサービスとなりますね。
ATIDALに日本の曲はありますか?
基本的には充実しています。VaundyやMrs. GREEN APPLE、King Gnu、YOASOBI、Ado、Creepy Nutsなど、アーティストページがすでに揃えられている邦楽アーティストもたくさんいました。ただし、米津玄師やOfficial髭男dism、宇多田ヒカルなど一部アーティストの曲はオルゴールバージョンしか聴くことができません。
おそらくライセンスの関係かと思われますが、登録を迷われている方は事前にVPNで無料アカウントを作り、お気に入りのアーティストの曲が配信されているか確認した方がよいかもしれません。
まとめ
今回はTIDALをダウンロードする方法について解説しました。TIDALは2021年ごろから「日本でサービスが開始されるらしい」といった噂が立っていますが、2025年現在も実現していません。正直いろいろとハードルは高いですが、日本でのサービス開始日を楽しみに、今のうちにダウンロード方法を確認しておきましょう!MusicFab TIDAL 変換ソフトであれば、TIDALの音楽をロスレスでスピーディーにダウンロードできます。