「Spotify無料プランだと好きな曲を再生できない」これは実は、アプリ版に限ったことなのです。ブラウザ版であるSpotify Web Playerを使えば、無料プランであっても、好きな曲を、スキップ回数の制限もなく、自由に再生することができます。しかし、曲をダウンロードするには有料版にアップグレードしなければいけません。

そこで今回は、Spotify Web Playerの使い方や無料プランでもSpotifyをダウンロードできるソフトを紹介します。

Spotify Web Playerの使い方

Spotify Web Player(ブラウザ版)とは?

Spotify Web Playerとはブラウザ版のSpotifyのことです。GoogleChromeやSafari、Firefoxなどさまざまなブラウザで利用でき、無料アカウントでも有料アカウントでも利用できます。ただし、スマホのブラウザでは利用できず、PCのみの利用となります。

【無料プラン】Spotify Web Playerとアプリ版の違い

無料プランの場合は、Spotify Web Playerを使うメリットがたくさんあります。スマホアプリだと制限されてしまう機能が、Spotify Web Playerだと制限なく利用できるためです。一方、無料プランの場合は再生方法にかかわらず広告表示があり、ダウンロード機能は利用できません。

Spotify Web Playerとアプリ版の違い
項目 Spotify Web Player スマホアプリ(無料プラン)
オンデマンド再生    
プレイリストを曲順に再生    
曲のスキップ   1時間に6回まで
音質の設定   高音質まで
広告    (少なめ)  
ダウンロード    

【有料プラン】Spotify Web Playerとアプリ版の違い

有料プランの場合、Spotify Web Playerとスマホアプリで異なるのは、音質の設定とダウンロード機能の2つです。

有料プランの場合は、スマホアプリであれば再高音質まで選択ができますが、Spotify Web Playerでは音質を選択することができません。一方、有料プランのユーザーはスマホアプリでダウンロード機能が利用できますが、Spotify Web Playerにダウンロード機能はありません。

有料プランユーザーが、アプリではなくSpotify Web Playerで音楽を聴くメリットを敢えて挙げるとするなら、下記の通りです。

  • アプリのインストールが不要
  • デバイス制限を突破しやすい
  • アプリよりもUIがシンプルなので作業に最適
  • 会社や学校のPCでも使いやすい
  • Google拡張機能と連携できる

Spotifyは1つのアカウントによる複数のデバイスでの再生ができませんが、Spotify Web Playerは基本的にブラウザベースなので、端末に紐づかない使い方がしやすいです。

Spotify Web Player(ブラウザ版)の使い方

それではさっそくSpotify Web Playerの使い方をみていきましょう。推奨ブラウザは下記の通りです。

  • Chrome 109以降
  • Firefox 115以降
  • Edge 109以降
  • Opera 94以降
  • Safari 16.2以降

ホーム画面の解説

ホーム画面は大まかに「ライブラリ」「フィード」「再生中ビュー」の3つで構成されています。

下記図の左側から、

  • ライブラリ(お気に入りやプレイリストなどを保存する場所)
  • フィード(おすすめのプレイリストやフォローしているアーティストなど)
  • 再生中ビュー(現在再生している曲の詳細)

です。ライブラリと再生中ビューは拡大表示したり縮小表示したりできます。

検索機能の使い方

検索機能ではキーワードによる検索が行えます。

ファイルのようなアイコンをタップすると、ジャンル別に音楽を検索することも可能です。

再生画面の使い方

曲を再生させると下部にWebプレーヤーが、右側に再生中ビューが表示されます。

再生中ビューは下のWebプレーヤーのアートワークをクリックすることで、表示したり消したりできます。

Webプレーヤーの1番右側のアイコンをクリックすると、再生中の曲を全画面表示できます。

全画面表示では、アートワークを表示するのかアーティスト画像を表示するのか選択できます。

曲をリピート再生する方法

曲をリピート再生する場合は、Webプレーヤーのリピート再生を有効にしてください。

プレイリストの作成方法

プレイリストを作成するときは「・・・」から「+プレイリストに追加」をクリックします。

歌詞を表示させる方法

歌詞を表示する場合は、Webプレーヤーのメニューバーの中にあるマイクアイコンをタップします。

ソングラジオに移動する方法

Spotifyのソングラジオとは、SpotifyのレコメンドAIを使った、ある楽曲をもとにして、その曲に似た雰囲気・ジャンル・ムードの楽曲を自動でプレイリスト化してくれる機能です。プレイリストのように再生されますが、手動で編集はできません。気に入ったらプレイリストとして保存し、自分のライブラリに追加することもできます。

移動する際は、ベースにしたい曲の「・・・」をクリックして「ソングラジオに移動」をクリックしてください。

Spotifyの音楽をMP3に変換する方法【無料プラン可】

Spotify Web Playerは無料プランのユーザーでもオンデマンド再生ができる便利なプラットフォームですが、ダウンロードができない、音質の設定ができないなどのデメリットがあります。

そこでおすすめなのが、MusicFab Spotify 変換ソフト

本ソフトはSpotify専用のダウンロードソフトで、無料プランのユーザーであってもSpotifyの曲を広告なし・320kbpsでダウンロードできます。

MusicFab Spotify 変換ソフト
  • 無料会員でもSpotifyの楽曲をロスレスダウンロード可能
  • プレイリストやアルバム、ポッドキャストを一括ダウンロード
  • Spotifyの音楽をMP3、M4A、OPUS、FLAC、WAVに変換可能
  • 広告なしでSpotifyの楽曲をダウンロードできる
  • ID3タグも自動取得、歌詞も.lrcファイルとして保存可能
  • 内蔵Webプレーヤーを使って、Spotifyの楽曲を検索し、そのままダウンロード

MusicFabを使ってSpotifyの音楽をMP3やWAVとしてダウンロードすれば、Spotify以外のアプリでオフライン再生したり、MP3プレーヤーに読み込んだり、動画編集ソフトに読み込んだりできます。無料プランの場合は広告もカットできますので、お気に入りの楽曲をより快適に楽しめるようになるでしょう。

Spotifyの1曲ごとにMP3やM4A、WAV、FLAC、OPUSに変換できますので、再生環境やストレージに合わせて最適なフォーマットでダウンロードができます。ダウンロードにかかる時間は1曲数秒。プレイリストやアルバムもまとめてダウンロードできるため、ダウンロード作業が効率的に行えます。

<Spotifyの音楽をMP3に変換する方法>

Step1
MusicFab Spotify 変換ソフトを起動してSpotifyのアイコンをタップする

 

Step2
Spotifyのアカウントでログインしたら、ダウンロードする曲を検索。準備ができるとダウンロードボタンが緑色になるのでクリックする

 

Step3
ダウンロードポップアップでフォーマットや品質などを設定して「今ダウンロード」をクリックする

 

Step4
「ダウンロード」のタブでダウンロードが始まる

Spotify Web Player(ブラウザ版)に関するFAQ

Q

Spotify Web Playerの音質はアプリ版と異なりますか?

Spotify Web Playerでは音質は「自動」で固定され、特定のビットレートに設定することができません。一方スマホアプリ版とデスクトップアプリ版では、無料プランの場合は160kbpsまで、有料プランの場合は320kbpsまで設定できます。

A
Q

「ブラウザがサポートされていません」と表示されます

ブラウザのバージョンが古い可能性があります。ブラウザのバージョンを更新して再度試してみましょう。

A
Q

Spotify Web Playerからデスクトップアプリに移動するには?

まだデスクトップアプリをインストールしていない場合は、Spotify Web Playerを開くと上部に「アプリをインストール」というボタンがありますのでクリックしてください。すでにデスクトップアプリをインストールしている場合は、曲の「・・・」をクリックして「ですクロップアプリで開く」を選択しましょう。

A

まとめ

今回はSpotify Web Playerの使い方について解説しました。Spotify Web Playerを使えば、無料プランの方でも、音楽をオンデマンド再生することができます。Spotifyのダウンロード機能のデメリットをカバーしたい方は、MusicFab Spotify 変換ソフトを使いましょう。プランにかかわらずSpotifyの音楽をロスレスでダウンロードでき、パソコンのHDDやスマホのファイルアプリに保存することができます。